本文へスキップ

管楽器修理工房アトリエCERTOは、金管楽器や木管楽器の修理をを専門とするお店です。

TEL. 050-1564-1344

〒270-1515 千葉県印旛郡栄町安食台5-25

ミュージカル・ソーMUSICAL SAW

ミュージカル・ソーとは?

一般に、西洋のこぎりと言われるものです。形は西洋のこぎりとほとんど同じですが、演奏用に作られたミュージカル・ソーは、刃が付いていなかったり、刃があっても目立てをしていないために、木材などの切断はできません。切断用の西洋のこぎりでも、メーカーやモデルによっては美しい音が鳴るものがあり、それを好んで扱う演奏家も少なくありません。
演奏の起源は、山に入った木こりが遊びで弾いたのが始まりという説が有力だそうです。(起源は諸説あり、その時期もよくわかっていないそうです。)
膝の間にグリップを挟み、左手で刃先をつまんだ状態でS字に湾曲させながら刃の背を弦楽器用の弓で擦ったり、ハンマーやマレットなどで刃の表面を叩きながら音を出します。

     

ミュージカル・ソーの販売は終了いたしました。

たくさんのお申し込みをいただき、ありがとうございました。今後の取り扱いについては未定となっております。
取り扱いを再開する場合は、当ホームページにてお知らせいたします。

   

ミュージカル・ソー(西洋のこぎり)の紹介

工房にあるノコギリの一部を紹介します。(説明文は店主の主観的意見です。)

     
NEWソーヤー谷村モデル ソーヤー谷村モデルHi
旧作「ソーヤー谷村モデルHi」の後継として、新しく生まれ変わった刃の大きめなミュージカル・ソーです。しなやかさはそのままに、旧モデルよりもパワフルになりました。弾き比べると、旧モデルよりもだいぶ遠鳴りしているように感じます。
※生産完了品です。
ミュージカル・ソー ソーヤー谷村モデルHi(旧作)
当工房で以前取り扱っていたミュージカル・ソーです。非常にしなやかで繊細な音が出ます。女性にも扱いやすい柔らかさが魅力です。特に高音域の音色は、非常に美しく感じられます。音階がマークされているので、初心者でも安心して演奏できます。
※生産完了品です。
ミュージカル・ソー チャーリー・ブラックロック
上から下まで、バランス良く鳴るノコギリです。ソーヤー谷村モデルよりも硬いため、ある程度の力とコツが必要です。(女性には少々きついかもしれません。)
工房には、26インチから36インチまでの4種類と26インチの改造品の計5本があります。
※現在は生産を中止しているそうです。
ミュージカル・ソー MUSSEHL & WESTPHAL
日本のノコギリ奏者の間では、比較的有名なノコギリです。ブラックロックよりもやや軟らかい感じですが、全体的にバランスが良く、しっかりした音が出ます。ソーヤー谷村モデルHiが女性だとすると、こちらは男性といったところでしょうか。
ミュージカル・ソー BAHCO Stradivarius
スウェーデン製ののこぎりです。とても長く、30インチくらいあるんじゃないかというサイズ。元は先端部がもっと太く、曲げるのに苦労しました。そこで、背中を削って先端を細くしてみました。曲げやすさはいくらか良くなったものの鳴らすのが難しく、あまり出番がないのこぎりになってしまいました。なお、デフォルトのグリップが小さかったため、店主自らグリップを大きめに作り直しました。
ミュージカル・ソー COPPER SAW(オーダーメイド)
最大の特徴は、材質が「銅合金」であることです。刃の形は有していませんので、どこでも弾くことができます。
奏でる音は、鋼と比べて非常にソフトでやさしいです。音量は、鋼よりもやや弱めです。
音の出るポジションが独特なため、演奏が非常に難しいです。
グリップは店主が作り直しました。
ミュージカル・ソー MILLERS FALLS 26インチ
元は木を切るための本物の西洋のこぎりでした。そのままでは音が出にくかったため、背中を削ってしまいました。結果、先端部がだいぶ細くなったため、高音域まで出るのこぎりに変身しました。
改造後の音は硬めなのですが、力強い演奏が出来るのこぎりです。ただし、やはり本物ののこぎりですので、曲げるのにはそれなりの力とコツが必要です。
ミュージカル・ソー スタンレー SharpTooth 26インチ
刃に焼き入れが施されている、本物のカットソーです。演奏もできるノコギリです。
スタンレーのノコギリは、演奏用としても良い音が得られるモデルがあるため、多くのノコギリ奏者が愛用しているらしいです。刃は硬めです。曲げたときにグリップがギシギシというので、ちょっと怖いです。
ミュージカル・ソー スタンレー General Purpose Saw
こちらは刃に焼き入れがしてあるか不明なのですが、一応本物の切断用のこぎりです。サイズは26インチなのですが、最低音がドにギリギリ届かないので(弾き方次第ではなんとか出るのですが)音の高い曲を弾くときくらいしか出番がないのです。
ちなみに、のこぎりの価格は非常に安価です。
ミュージカル・ソー スタンレー HARD TOOTH
このモデルは現行モデルではないのですが、元は刃に焼き入れが施されたのこぎりです。音域はGeneral Purpose Sawとほぼ同じです。昔はこののこぎりで演奏する人が多かったようです。
個体差のせいだと思うのですが、音を出すのにかなりのコツが必要で、曲げ方を間違えるとあっという間に音が出なくなります。
ミュージカル・ソー スタンレー Sharp Tooth 20インチ
26インチで演奏できない高音域を出す目的で購入したモデルです。しかし、先端に開いている穴が大きすぎて、曲げるとそこから折れそうになってしまいます。(一応音は出ます。)ですので、演奏用には使わず、今は部屋にぶら下がっているだけののこぎりになってしまいました。これを使うならば、大幅な改造が必要です。
ミュージカル・ソー DISSTON 26インチ
このメーカーののこぎりは、背中が真っ直ぐではなく少し曲線を描いています。そのせいか、基本的に音が出ないというかわいそうな切削用のこぎりです。そこで、店主自ら大幅なリサイズを試みたのがこちら。背中を真っ直ぐにしても刃を落としても、不思議なことに高音部しか音が出ない、ただの鉄板になってしまいました。残念!
ミュージカル・ソー DISSTON 28インチ
ご覧の通り、背中が真っ直ぐではないのこぎりです。こちらもやはり音がほとんど出ません。26インチのように改造をしたとしてもおそらく同じ結果になると思い、切断用のこぎりとして普通に使用しています。ただ、グリップの形状が気に入っているため、グリップ制作の時の基準にしています。
ミュージカル・ソー グリーンフィールド 20インチ
デフォルトは刃がついた本物のカットソーでしたが、あまりにも変な音が出るので刃の部分をリサイズ(カット)しました。刃の形は無くなってしまったものの、今では高音ノコギリのメインにするほど具合が良くなってしまいました。
ミュージカル・ソー ロータス ハンドソー 18インチ
大きめの刃に焼き入れが施され、かつ肉厚で硬いために、手で曲げるのは困難なのが特徴です。演奏する際にはグリップを装着しますが、弾いた時に出る音は、他のノコギリよりも美しいと感じています。刃が短いために、カバーできる音域は狭いです。
将来的には、アブナイ刃を落とすことも考えています。
ミュージカル・ソー ダイソー ビッグハンドル
100円ショップで有名な、ダイソーのノコギリです。当然ですが、1本100円でした。現在は200円で販売されています。
デフォルトの状態では角度がありすぎて音が出にくいのですが、カットをしてリサイズすることによって良い音がでるようになりました。
一番右のものが、デフォルトのノコギリです。

     

弓・マレット・グリップの紹介

ノコギリ演奏に必要な弓とマレットです。時として、グリップを使わなければならない時もあります。店主は、より弾きやすい弓の研究と試作をしています。ここでは、数あるマテリアルからいくつかを紹介します。(本当は全部紹介したいところです!)
※店主が製作した弓のオーダー販売は基本的には実施しておりません。

ソーヤー谷村モデル弓 ソーヤー谷村モデル
以前取り扱っていた旧作ソーヤー谷村モデルHiセット付属の弓です。
完成された半月弓で、非常に弾きやすい弓です。この弓からヒントを得て、多種多様なたくさんの弓が誕生しました。
毛の並行度・張力・本数・太さなどは、この弓を基準にしています。
のこぎり用半月弓 ミニモデル3種
コンパクトに使うことを目的に製作した弓です。一番小さい弓は、小さすぎて使いにくいですが、その他2本は使いやすい弓になっています。
ソーヤー谷村モデルをもとにして作られた弓で、小さいノコギリと相性が良い仕上がりになっています。一番小さいものの長さは、ソーヤー谷村モデルの1/4程度しかありません。
のこぎり用半月弓 ベビーモデル
単純に、全てを小さくしたモデルです。(比較のために、ミニモデルの一番小さい弓を置いてみました。)
弓の太さはミニモデルの半分しかなく、毛も少ない糸で出来ています。さすがに音は出ないと思ったのですが、きちんと音がでました。
ストラップを付けると、可愛いアクセサリーになります。(そして、すぐに折れてしまいます(爆))
のこぎり用半月弓 ハンマーすぺしゃる
試作を繰り返して誕生した、しなやかさと弾きやすさが抜群なモデルです。弓の太さはソーヤー谷村モデルと同じですが、ハンマーの重さがやや気になるのが難点でしょうか。
ハンマー付きの弓として、ある程度完成されたモデルになりましたが、現在もマイナーチェンジを繰り返しています。
のこぎり用半月弓 NKTプリンセッサ・NKTメロー
これまでのノウハウを活かし、太めの長尺弓としてさらに進化させたモデルです。日本の四季に対応すべく、毛の種類をはじめ、結束・張力を計算し尽くした仕様です。
今では、素材の都合でNKTプリンセッサは演奏に使われていません。優しい音が出るNKTメローは、専務が使用しています。
のこぎり用半月弓 NKTハイブリッドシリーズ
「2つの機能を持たせた弓は作れないだろうか?」と思って作られたのが、このハイブリッドモデルです。今までのハンマー弓は、ハンマーを固定していたために取り外しができませんでしたが、ハイブリッドモデルはハンマーを脱着して使うことができます。ノコギリの質に合わせてハンマーの種類を選ぶことが可能な、とても便利な弓です。
のこぎり用半月弓 NKT進化中シリーズ
今まで作ってきた弓は特別なプラスティック素材が使われていたのですが、すぐに折れてしまうという弱点を抱えていました。そこで、「折れ」に対して強く、さらに弓として使える素材はないだろうかと探し回って見つけたものです。今のところ折れずに状態を保っています。一番下の黒い弓は、今メインで使っているものです。ただ、重量があるので弾いていると腕が疲れてしまうのが難点です。
のこぎり用弓 チェロ弓・ビオラ弓・バイオリン弓
普段は自作の半月弓を使用していますが、研究目的でこういった弓でも演奏することがあります。
何も手を加えていない弓もありますが、チェロ弓とビオラ弓は独自の改造を施しています。半月弓並みのクオリティーを持つ弓に近づけようとしていますが、なかなかうまくいきません。。
これで叩きます マレット
一番上のものは既製品ですが、下2本はハンマー弓で使うヘッドを採用した自作マレットです。音は非常に良いのですが、柄の素材に問題があるため、今では折れにくい天然素材を探しているところです。
今までに木柄のマレットも作りましたが、すべて生徒さんにプレゼントしてしまったため、今は1本もありません。今後作るかどうかは…わかりません(笑)
これを使わないと曲げられないものもあります 先端用グリップ(木製)
海外ののこぎり弾きが使っているグリップを参考に、どんなのこぎりにも取り付け可能にした店主オリジナルのグリップです。大きなのこぎりを扱う際には役に立ちます。(主にブラックロック36インチに使っています。)もちろんこれだけでは取り付けが不能なのですが、あるパーツをこれに取り付けることで、全てののこぎりに取り付けが可能になるのです。(そこは企業秘密ということで。)

バナースペース

管楽器修理工房アトリエCERTO

〒270-1515
千葉県印旛郡栄町安食台5-25

TEL 050-1564-1344
FAX 050-1564-1344